お得!?「リフォームを前提とした」中古物件を購入し、リフォームする住まいのススメ。
住まいを購入するには、大きく分けて3つの方法があります。
1や2は、ほぼそのまま住めますが、リフォームが前提となる3の住まいは、いまいちイメージしにくいかと思います。
ここでは、そんな「中古物件」を購入して「リフォーム」するメリットをご紹介させていただきます。
「新築物件や築浅中古物件」ではなく、「リノベーションやリフォーム工事を前提とした中古物件」を選択することによって、どのようなメリットがあるのか代表的な4つの理由をご紹介します。
中古物件のメリットには、必要となる費用の安さにあります。
国土交通省による住宅市場動向調査によると、住宅購入時の資金総額平均は注文住宅が3,614万円、分譲住宅が3,597万円と、どちらも3,000万円を超えています。
しかし、中古住宅は平均が2,192万円と新築より1,500万円弱も安いのです。
たとえ住宅をフルリフォーム(リノベーション)したとしても、費用の平均相場は500万円~700万円程度です。つまり、大規模リフォームを施し、新築同様の内装や外装に作り替えたとしても、新築住宅の8割程度で収まります。
新築や築浅な住まいに比べると、敷地が広く、全体的にゆとりがある設計の物件が多いという点です。
30年前は人々の家族構成やライフスタイルが異なっており、複数の世代にまたがって同居することも珍しくありませんでした。
さらに、1972~1974年にはベビーブームが起こり、家庭に子どもが複数いることも普通のことでした。
そのため、その頃に建てられた住宅は、大人数の家族が住めるように今と比べると広くゆとりのある設計の住まいが多く存在します。
住まい本体の取得費用の安さと並んでメリットとして挙げたいのが「理想の住まいを安くつくる事が可能」であるという点です。
中古物件ならリフォームやリノベーションを行ったとしても、新築の注文住宅より断然安く仕上げることができます。
本体が安ければ、その分リフォーム(=設備や好みの部分)に費用を回せると言えるわけです。
もっと言えば、「ここにはあまり予算掛けなくて良いから、こちらを豪華にしよう!」等という事も、ある程度最低限の品質下限が決められてしまっている新築などにくらべて、予算配分の自由度が高いと言えます。
もちろん例えば予算が潤沢にあるのなら、「なんでもわがまま言い放題の新築注文住宅」には敵いません。
また、中古物件という時点で物件それぞれが抱えるデメリットも、もちろんあります。
しかし、住まいに何を求めるかによっては理想を叶える第三の選択肢になり得る理由なのです。
リフォームだけに限らず、「中古物件」の魅力として挙げたいのは、やはり「既に完成していて、自分の目で見て確かめられる」ということです。
新築の分譲マンションや住宅を購入する時は、人気エリアの物件だと、まだ建築中の状態でも購入申し込みをする人が多く、出来上がった状態を見ることなく住まいを購入するというケースも多々あります。
新築の注文住宅も同じです。こちらは買う前に建物を見ることは絶対に出来ません。
既にそこにある住まいは実際に見たり触れたりできることから、「自分たちがここで暮らしたら」というイメージがわきやすいことは、大きなメリットになります。
マイホームといえば新築住宅というイメージが強い時代もありました。
しかし、近年はリフォームやリノベーションによって理想の住まいを実現する事が注目を集めるようになり、中古住宅市場も盛り上がりつつあります。
新築にも、中古にも、それぞれにメリットとデメリットがあり、購入者の予算や状況に合わせた幅広い選択肢が用意されています。
まずは、ご家族としっかり話し合って、ご自身のライフスタイルに合致している住まいを見極めてください。
それが、理想の住まいへの第一歩です。
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